今日は日本海総合病院のリハビリテーション室より、作業療法士2名、
理学療法士1名のスタッフさんが当院の創傷ケアセンターの見学に来られました。
実は日本海総合病院でも足の血流障害や何らかのトラブルを持つ患者さんのケ
ースが少なくなく、今年4月より週1回のフットケア外来をスタートされたそうです。
今回はリハビリスタッフもこのフットケアの治療に参加されるということで、
本日は創傷ケアセンターでのチーム医療の様子を見にいらっしゃいました。
はじめはフットケア外来へ。
専任看護師が行う、実際の足の評価やケアの様子を見学。

くつ外来では治療後の歩行サポートや傷の再発予防のために
オーダーメイドの靴や装具、インソールなどを見てもらいました。

創傷ケア外来での診察の様子。
リハビリテーション科でリハビリ風景も見ていただきました。

最後は歩行時の足圧の分布を見る3DO検査を体験。
実際にご自身の足でも計測しました。

皆さん3DOは初めてでしたが、その意外な検査結果に少々戸惑い気味でした
参加者の作業療法士の大川さんは、
「フットケアや創傷のチーム医療に関わる多職種スタッフの積極的な
姿勢が印象的でした。当院もその環境づくりに力を入れていきたいです」
また、作業療法士の後藤主査は、
「当院のフットケア外来はスタートしたばかりで、スタッフもまだ手探りの状態ですが、
実際の現場でのリハビリとしての関わり方や役割が見てとれました。フットケア外来に
来られて笑顔で帰る患者さんを見ると、今後、スタッフとしてそんな風に患者さんに
関われるように努力していきたいです」
と、今日を振り返り、話してくださいました。
庄内地域の多くの患者さんの足を守り、救うためにも
今後もお互いに情報共有しあい、より良い連携をとっていけたらと思います。
企画課 やまき