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【院内勉強会】最新の腹腔鏡手術について

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718日(木)に当院にて「最新の腹腔鏡手術」の職員勉強会を行い、

看護師、コメディカル、事務員を含めた職員スタッフのたくさんの参加がありました。

庄内余目病院のブログ-腹腔鏡手術勉強会1


講師は当院の外科部長・木医師
庄内余目病院のブログ-腹腔鏡手術勉強会3
先月21日にはオーストリアで行われたヨーロッパ内視鏡外科学会でこの早期胃がんに対する腹腔鏡手術を発表し、表彰状をいただきました。


庄内余目病院のブログ-腹腔鏡手術勉強会2
今回はその表彰を受けての講演であり、徳洲会で発行されている徳洲新聞編集室の記者の方も取材に来てくださいました。


近年、小さな穴をあけて行う腹腔鏡手術が様々な臓器の手術に取り入れられるようになりましたが、柏木医師より、その腹腔鏡手術の進歩や術後のメリットについてのお話がありました。



当院は1992年に“県内で初めて、腹腔鏡手術を施行した施設”であり、医療機器の発達や医師の技能努力により、従来の腹腔鏡手術をさらに見直し、孔(穴)の数を減らした手術を胃がん切除術に応用してきました。オペ




現在、当院での胃の切除は2つのわずかな穴から行うことを標準としており、この10年間では10例の手術を行ってきました。その患者さんの平均年齢は68、その40%が75歳以上の高齢者の方であったにもかかわらず、術後約1週間程度で退院されています。また、傷口も小さく目立たないため美容上のメリットもあるとのこと。



日本ではまだこの早期胃がんに対する腹腔鏡手術はまだ一般的とは言えませんが、柏木医師は”低侵襲を求める外科手術において、腹腔鏡手術はさらに必要になる”と述べ、講演を締めくくりました。



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