本日、当院で初めて腹部大動脈瘤に対する治療法として『ステントグラフト内挿術』が行なわれました。
ステントグラフト内挿術(カテーテル治療)は、開腹手術に比べ侵襲が少なく特に高齢者の方や合併症のある方でも安全に治療が行なわれるというメリットがあり、近年全国的に取組む施設が多くなってきました。
今回は、グループ病院である湘南鎌倉総合病院大動脈センター長、荻野秀光先生の協力を得て実施しました。
全身麻酔下での初めての治療法とあって、操作室ではスタッフが治療画像に釘づけでした。
治療時間は約1時間30分。無事終了しました。
山形県内では、この治療法を実施している施設が現在当院を入れて5施設。治療終了後、寺田康副院長(兼・心臓センター長)は、今後腹部大動脈瘤に対する治療の選択肢が増えたことは、患者さんにとってはとても良い事です。開腹手術治療、ステントグラフト治療どちらがその患者さんに適切な方法かを見極め、最善の治療を提供していきたいと話しました。
無事終わり、記念写真
みなさん、いい顔してますね荻野先生ありがとうございました。
企画課 遠藤