1月10日(火)、当院にて業務改善委員会主催による「院内QI大会」を開催しました。
QIとは、Quality Indicator(質の指標)とQuality Improvement(質の向上)という二つの意味があり、提供している医療の質が適正であるか指標を定めて改善活動を行い、さらに質の向上を図る目的があります。
当院では2006年より、業務の改善・医療サービスの向上を目的に業務改善委員会を発足し、主にQC活動(Quality Control=質の管理)に取り組んできました。
そして毎年1回活動成果の報告会を行ってきましたが、今年は全国の徳洲会グループ病院・介護施設によるQI大会が開催されるため、その予選会もかねて「院内QI大会」を行いました。
予選会では看護部やコメディカル部門(※)、事務部門から9部署が発表。
「スタッフのコスト意識を高め医療材料品の見直しを図る」(外来)
「残業を減らすための取組み」(4階西病棟)
「排泄の自立に向けた支援」(4階東病棟)
「6S活動による業務改善の試み」(手術室)
「薬剤の欠品ゼロを目指して」(薬局)
「適正・確実なレセプト請求」(医事課)
「救急隊との円滑な連携~受入れ件数増、断り件数減を目指す」(企画課)
「文書作成期間の短縮と回診記録項目の標準化を図る」(診療情報管理室)
「保育室における感染予防の取組み」(保育室)。
いずれの発表も現在の問題点や課題を見つけ、それらを解決するための方法を考え実践し成果に結び付けるという活動内容が理解できるものでした。
このような活動を通し、今後も患者さんにとって安全、安心な医療の提供につながるよう改善活動を継続していきたいと思います。
企画課長・遠藤
※コメディカル…医師もしくは看護師を除いた医療従事者のこと(薬剤師、検査技師、リハビリ療法士など)