3月10日(土)、遊佐町健康福祉課からの依頼で、稲川まちづくりセンターを会場に「遊佐町町民講座~糖尿病予防フェア~」を開催しました。
日本の糖尿病患者さんは年々増加しており、深刻な合併症も大きな問題です。遊佐町では数年前より検診説明会を通して糖尿病の早期発見、早期治療に力を入れてきました。
講演では、当院の糖尿病予防チームが講師を担当し、「糖尿病と合併症」「食事療法」「運動療法」「糖尿病腎症」について、それぞれの専門的な立場からお話ししました。
糖尿病療養指導士 三浦弘子
「糖尿病と合併症」ー歴史と成因ー
糖尿病療養指導士 菅原千鶴子
「食事療法のコツ」ー基礎ー
健康運動指導士 髙橋未央
「運動みんなでGo Stretch」
糖尿病療養指導士 遠藤さえ
「やっかいな糖尿病腎症」
体験コーナーでは希望者に簡易血糖測定を行いました。また、食品サンプルコーナーでは日頃の食生活について多数質問がありました。
糖尿病をいかに予防するか、合併症の発生をいかに防止するか、今後超高齢化社会を迎えるにあたり、行政側と医療者側が緊密で良好な連携体制をつくり、地域住民と向き合う場が益々大切になっていきます。
企画課えんどう