7月4日(木)に院内にて結核勉強会を行いました
講師には日本BCG製造株式会社営業本部 専任部長の八木則昭先生をお招きし、「静かに流行る結核と最近の対策」をテーマにご講演いただきました。

最新の統計では2万3千人以上の結核新患者が発生しており、その数はゆっくり減少はしているものの、新たな感染者も増えており、いまだ無視できない現代の病気とされています。
近年、ハリセンボンの箕輪はるかさんやJOYさんなど若い芸能人の方が結核になったニュースは記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結核罹患者はその6,7割が過去に結核菌に感染し、保有している高齢者の方ですが、実は若い層でも都会を中心に新しい感染が広がっているとのことでした。
(ちなみに山形県は全国でも罹患率が低い県第5位だそうです)
患者さまと触れ合うことの多い、医療従事者の罹患率も高く、
その感染予防と拡大防止のための対策について、職員スタッフも皆、真摯に話を聞いていました。
今は結核は決して治らない病気ではない時代です。
八木先生は”早期発見と治療、そして一番の予防法は結核という病気をまずよく知ること”と、最後に締めくくりました。
yamaco