5月21日(水)に職員を対象に接遇勉強会を開催し、
看護師、コメディカル、事務員を含め、約70名の参加がありました。
当院では病院に寄せられる患者さんの声に対し、患者サービス検討委員会が
中心となってその意見や要望を改善に結び付ける取り組みをしています。
その中でも職員の接遇・対応に対するご意見が多くなっていること受け、
毎年、職員を対象にした接遇研修を行っています。
今年度は数多くの医療コンサルティングや接遇研修を手掛けている
株式会社ITAの吉本賢次取締役副社長を外部講師として招き、
5月、7月、9月の3回にわたり、接遇・マナーの実践について学ぶことになりました。
1回目の開催となるこの日は
「医療機関における接遇の必要性」というテーマで
医療現場における接遇の重要性や基本を知り、接遇を学ぶ目的や
クレームの原因、すぐ実践できることなどをグループワークで考えました。
吉本取締役副社長いわく、今や年間60件ものクリニックや病院が
消えていくという競争時代に入り、接遇の良し悪しで病院経営が
決まるといっても過言ではないとのこと。
医療の最前線で働く職員一人ひとりの評価(=接遇)の向上がキーになるそうです。
勉強会に参加した3階東病棟の高橋直美看護師は
「接遇は難しく、奥が深いものですが、改めて第一印象と
挨拶が大事だと学びました。明日からはまず“笑顔で挨拶”を
心がけていきたいです」と、新たな意気込みを持つことができたようです。
患者さんへのサービスの向上を図り、より質の高い医療・看護を提供するためには、
まず日頃から丁寧な態度や言葉遣い、身だしなみが当たり前にできているか見直すこと。
そんな心構えを学んだ勉強会となりました。
企画課 やまき