5月25日(日)にひらたタウンセンターにて、今年初となる「透析患者勉強会」を開催しました。
今回は年に1回行っている、毎年恒例の透析食の調理実習です。
参加者は透析患者さんとそのご家族、スタッフ含め総勢55名と、
ここ数年では最多の参加人数で、4グループに分かれて全8品のメニューを調理しました
実習では毎年参加しているリピーターの方も初参加の方も声を掛け合い、
協力し合って調理ができました。
こちらは仲良くご夫婦でご参加。
料理はいつも奥さんという、旦那さんも今日は一緒に調理場に立ちます。
この調理実習は“減塩でも美味しい透析食”をテーマに行っているため、
使う調味料の計量を正確に行っていただきました
各グループとも素晴らしい連携で調理がスムーズに進み、
お昼前にはすべての料理が完成!
テーブルには大根めしや冷製パスタ、炒め物、サラダ、
デザートなど、彩り鮮やかな料理がずらり。おいしいそうな匂いに
誘われながら、皆さんお楽しみの試食タイムへ。
試食はバイキング形式で。
どの料理もおいしくでき、皆さん笑みがこぼれます。。
最後は管理栄養士の三浦さんより減塩のコツやポイントについてのお話もあり、
参加者の方は調理実習と合わせ、さらに知識が深まったようでした。
実習を終えた後は、
「どれだけ自分が塩分を摂っているか振り返ることができた」
「減塩でも美味しい食事ができることを実感できた」
「減塩なのに塩分がしっかりあるような味がした」
と患者さんからさまざまな感想をいただくことができました。

この調理実習を今後の実生活に取り入れて、
食事制限があっても楽しい食生活につなげていただきたいと思います
透析センター 看護師 梅木