6月20日(土)に当院にて終末期ケアを考える研究会による
研修会が行われました。
今回は、「在宅における終末期医療」と題し、
緩和ケア外来を担当する坂井庸祐先生による講演がありました。
この日は土曜の昼にも関わらず関連施設からも参加があり、
終末期について関心の高さが伺えました。

講演内容は、先生が“実際の在宅医療においての看取り”について
事例を交えてのお話してくださいました。
一番印象的だったのが、終末期であっても本人や家族の意向を
大切にすることによりその後の生活が変わる事があること でした。
やはり、どんな時でも(まして終末期においては更に重要)
コミュニケーションが大切であるかを再認識しました。
“人生の最後をどう迎えるか?”
という難しい分野で活躍している先生には頭が下がる思いです。
また、機会があれば色々な終末期の事例をお聞きしたいものです。
今回は、貴重なお話を聞くことができた実りあるものとなりました。
坂井先生、ありがとうございました。
介護福祉士 主任 阿部 淳