当院では、地元、酒田地区の救急救命士さんの再教育病院実習を毎年受け入れしています。
今年度の実習は、1月16日から始まり、トップバッターのお二人(山崎さんと大嶌さん)が来られています。
余目分署の山崎さんはベテラン、平田分署の大嶌さんは救命士になって2年目です。
月曜日からの5日間の実習では、外来・救急外来、透析センター、手術室、創傷ケアセンターなどで、様々な症例について医師やスタッフの対応を見学されました。
最終日の今日は、朝から心臓血管外科の低侵襲手術(MICS MVP)を見学したあと、瀧澤理事長の訪問診療に同行されました。
実習を終えて、次のような感想を残してくださいました。
★先生が「何でも聞きたい事があればどうぞ」とフリートークの時間を設けてくださいました。日常の救急活動において行った処置や判断について専門的な見地からフィードバックを受ける機会が少ないため、絶好の機会とばかりに、いくつか質問させていただきました。とても有意義な時間でした。
★解剖について普段学ぶ機会が少ないため、この実習で手術を多く見学させていただき良かったです。外傷事案の際の負傷状態・程度、疑うことの一助に出来そうです。
★病院の特色を生かした実習項目が多岐にわたっており、この機会でなければ体験し、知り得ることが出来ない内容が多く、充実した実習となりました。
★医師や看護師のみなさまと直接話し合う機会を得て、情報交換をさせていただけた事も、大変有意義でした。
今年度は、あと6名の救急救命士さんが当院で実習を行います。
はなこ