4/22(金)、酒田市の希望ホールにて
「庄内足とキズを考える会」共催のもとに
「創傷ケアセンター講演会」を開催いたしました。
開催テーマは
「あきらめない 下肢救済・足病治療」
今回は特別講師として、創傷ケア先進国である米国から
足病外科医師である李家中豪(りのいえちゅうごう)先生を招き、講演をしていただきました。
李家先生は当院の創傷ケアセンターの医療コンサルティングを行う
ミレニア社(本社ロサンゼルス)の共同経営者でもあり、
当院では月1回のテレフォンカンファレンス(電話会議)で
患者さんの治療法の相談にも応じてもらっています。
この日の講演会には庄内地区の医療従事者や企業の方、
また当院職員を含めた92名が参加。
会場は多くの参加者で埋め尽くされ、
最後尾には飛び入りで参加された方もいらっしゃいました。
講演会の序盤では、
当院の創傷ケアセンター長(兼形成外科部長)の富樫真二医師より
「正しく知ろう足のこと」と題し、足病予防や切断回避に取り組む
当院の創傷ケアセンターやミレニア社との連携について説明がありました。
特別講演では李家先生より
「米国足病医からみた日本の足治療」と題し、
米国の足病治療の現状についてお話がありました。
また、先進国の米国と日本での医療の違い、今後の日本に望まれる
創傷治療の在り方についても示唆されていました。
質疑応答の時間では、会場より多くの質問も寄せられていました。
最後は「ここ庄内から、一人でも多くの足切断を無くすためにも
医療機関や施設での連携をより良くしていきましょう」と、
寺田院長が閉会の辞を述べ、講演会は盛会に終了しました。
企画課 やまき